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批判による賛辞. (12/11/2004)
 ってなわけで,ツタヤでCD4枚借りて,その40分後にはそれをとりこんだiPodを携えて外にでる.さっそく借りたCDを聴いているうちに,本当にコレは犯罪ではないのか?と疑いたくなります.それほどあらゆることがイージーなのです.まあツタヤで借りてもアーティストには著作権料が支払われるから,知り合いからCD借りてiPodに取り込むのよりはいいかも.

 そして,そこに一抹のむなしさがあるわけです.はっきりいって,CDを買っても借りても,まったく同じだから.最近は,CDを買っても,そのCDがくるくる回って信号を読みとられるのって,わずか8分ほど.それがおわれば,わがライブラリで他のCDとともに余生を腐らせるわけです.そうなると,本当に金を出してCDを買っても,そのCDを所有しているという実感がわきませんね.

 結局,買ってまで聴く価値があるとか,ひいきにしているアーティストのとかのみCDを買って,あとはツタヤで,あるいは人に借りて,ってことになりますね.まあツタヤっていっても守備範囲はpopとrockだけだから,ツタヤにないものはもちろん買います.でもうれしいことに,ツタヤでレンタルされないようなものって,クラシックにしろジャズにしろ,だいたい2,000円弱で買えるんですよね.

 ただ,確実にいえることは,CDを買っても所有している実感がわかないと,買う意欲ってのがどんどん薄れていきますね.その実物をライブラリに並べ,所有している愉しみ,目をJ-POPの外にむけはじめたころから感じてたではないか.ということで,iPodはあまりにも便利でよすぎるために,逆にむなしさを感じざるを得ないということもあるわけです.もちろん,iPodを手にすることによって,音楽に対する貪欲さは,一気に高まると思いますが.
by gesetz11 | 2004-12-11 02:16 | 裏「つぶやき」
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