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5.静岡
4章では,堀田が新宿でオリオンバスを降りた後の行動を記述した.その結果,新宿から小田急電鉄小田原線によって小田急新宿駅から小田急小田原駅,東日本旅客鉄道東海道線によって小田原駅から熱海駅へ移動したことが明らかとなった. また,熱海のホテルで1泊し,その後に熱海を観光し,酒を飲んだ上で熱海駅より東日本旅客鉄道東海道線の下り静岡行きに乗車したといえる. 5章では,熱海を出発してから静岡を離れるまでの堀田の行動を記述し,その上で分析を行なう. 5.1 東海道線 ここでは静岡駅に着くまでの行動を記述する. 5.1.1 土産 堀田は友人に会う前に熱海駅において東海旅客鉄道の熱海–静岡の乗車券1を購入していた.友人と別れたのちに熱海駅周辺で土産を購入しようとしたところ,オダキューOXを含めほぼすべての店舗が営業を終了してしまっていたため,多少狼狽した.かろうじて1軒が営業していたため,その店舗において土産を購入した.購入した土産は以下のようである. (1a)[オンセンマンジュー]2 (温泉饅頭) (1b)[アジノヒモノ](鯵の干物) (1a)および(1b)より,購入した土産は静岡および言語学研究室に配布するものであるといえる.すなわち,(1a)は菓子(2006)であり,多少日持ちし,商品が複数個に別れているため3,研究室用のものであり,(1b)は家庭用であるため,静岡の宿泊先4に配布するものであると考えられる. 土産を購入後,熱海駅みどりの窓口にて東名ハイウェイバス(静岡–名古屋)のチケットがとれるかを尋ねたが,とれないようであった. 5.1.2 電車 改札に入り,電光掲示板にて4番ホームから発車することを確認し,4番ホームに向かう.来た電車が湘南色5でかつ表示が静岡であったため,嬉しくて写真を撮る.そのため現在の携帯電話の待受画像は電車の側面のようである. 電車はダイヤの乱れもなく,静岡駅に到着した. 5.2 静岡 5.1により,堀田が静岡に着いたことが明らかとなった.ここでは静岡での行動を3月10日および3月11日に分けて記述する. 5.2.1 3月10日 電車が静岡駅に着くことによって堀田は改札口を出て南口に行き,そこで友人と会う.友人の車に乗ってしばらく静岡市内を走った後,Jolly-Pastaに入った. 5.2.1.1 Jolly-Pasta 堀田はJolly-Pastaにて夜食を食べた. 5.2.1.1.1 パスタ 注文したのは明太子野沢菜パスタであり,食べながら多少失敗したと感じている. 5.2.1.1.2 トイレ 友人との会話の途中トイレに行こうとしたが,先客がいたために一度引き下がり,その後に用を足した. 5.2.1.1.3 水 友人との会話中,ウェイターが水を注ぎにきた. 5.2.1.1.3.1 頻度 水はコップ内の水がなくなるたびに注がれたが,堀田は一気に水を飲むため,そのたびにウェイターは水を注ぎにきた. 5.2.1.1.3.1.1 回数 水は合計8杯は注がれたことになる. 5.2.1.1.3.1.2 具合 堀田の腹の具合は水の飲み過ぎでたぷたぷであったようである. 5.2.1.1.3.2 配合 最初に出された水は氷が入っていたが,その後に注がれる水は水のみであって氷の追加はなされたなかった.そのため終盤には氷がほとんどなかったといえる. 5.2.1.2 家 Jolly-Pastaを出て,友人の家に向かった.そこでは格別のもてなしを受けた.堀田は友人と夜中の3時過ぎまで話をしていたと考えられる. 5.2.2 3月11日 堀田は10時過ぎに起床し,シャワーを借りて朝食をいただき,友人に静岡インターチェンジまで連れていってもらった.ハイウェイバスが到着するまで車内にて話をしていた.後にバスが向かい,待ち合いの客が一斉に起立したので,そこで堀田は友人に別れを告げてバス停に向かった. 5.3 結論 5.1および5.2より,堀田は熱海の知り合いと別れた後,東海旅客鉄道東海道線によって熱海駅から静岡駅に移動し,静岡駅で友人と会って友人宅に宿泊し,翌日静岡インターチェンジのハイウェイバスバス停で友人と別れたことが明らかとなった. 5.4 今後の課題 今回は堀田が静岡インターチェンジで友人と別れた所までのみの記述にとどまった.しかし,その後の記述が必要であることは明確である.このことについては今後の課題としておきたい. ------------ 1 運賃は1,280円である. 2 下線のある拍はピッチの高い拍,ない拍は低い拍をあらわす.ただし,ここでの高さは絶対的なものではなく,前後の拍にくらべて高いか低いかのみを意味する.すなわち,となりあう2拍がたがいに高い拍あるいは低い拍ならば拍間にピッチの変動はなく,高い拍–低い拍ならば拍間にピッチの上がり,低い拍–高い拍ならばピッチの下がりがあることをあらわす.以下の例においても同様である. 3 実際には9個であった.ここにおいて,堀田が時期を斟酌したことが伺われる.すなわち,購入時期が春期休暇中であり,研究室に訪れる学生の数が学期中のそれにくらべて著しく少なくなるため,土産の数によっては,すべてが消費される前に品質保持期限を迎えると考えられ,そのためにそう多くない数を選択したと考えられる.しかし,必ずしも研究室に訪れる学生の数と土産の消費量が比例するとは限らない.例えば,平成18年2月中旬に持ち込まれた生菓子(2006)は22個入りであったが,ほぼ2人の手によって消費されている. 4 詳しくは5.2.1.2を参照されたい. 5 ここではオレンジと緑の配色の電車を指す. [参考食品] 菓子.2006.「熱海温泉」セキノ商事有限会社. 生菓子.2006.「冬の詰め合わせ おたべ 栗きんとん・黒豆・にっき・抹茶」株式会社おたべ.
by gesetz11
| 2006-03-13 12:00
| 裏「つぶやき」
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