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標柱巡り4(旧東内惣構堀【ひがしうちそうがまえぼり】). (07/31/2005)
b0020644_1064628.jpg 反応がないんで心配ですが,石柱巡りは続きます.前2回はメジャーなところを出してきたので,今回はどローカルで攻めていきたいと思います.

 ということで,東内惣構堀です.場所は兼六園下の交差点から金沢大学方面へ向かって兼六大通りを進んで結構すぐの右手,小将町中学校のグラウンドの前です.観光客は兼六園下の交差点のそばにある県営兼六駐車場で車を降りて,兼六園へまっしぐらですから,背にあるこの石柱は存在すら気がつかないことでしょう.残念ながら.

 しかも,この石柱はフェイントでして,普通は歩道と車道の間にあるんですが,これは歩道のはじにあるため,自転車に乗って車道側ばっかり見てて,あやうく見逃しそうになりました.

 さて,横の能書きがなんて書いてあったかは忘れましたが,たぶん金沢城の東側にあったお堀なんでしょう.このあたり,ちっちゃい用水みたいな河とちっちゃい橋がたくさんあります.ちなみにこのあと東外惣構堀の石柱も登場します.

 →石柱の場所(東内惣構堀)
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by gesetz11 | 2005-07-31 10:05 | 標柱巡り
「〜まっし」. (07/29/2005)
b0020644_11191165.jpg どうせですから,金沢方言の紹介もしましょうか.よく話題になるような俚言とか,専門的な解説とかじゃなくて,住んでて気がついたちょっとしたことを取り上げます.これが自然に使えるようになったらナチュラルな金沢人だよ.

 というわけですが,第1回は無難にべたべたな方言から.「〜まっし」です.敬意を含んだ命令をあらわす助詞です.ここでかたっくるしい話をひとつ.

 共通語の尊敬をあらわす助動詞「(ラ)レル」は,活用に命令形を欠いています.この活用の穴に,富山方言と金沢方言が別のアプローチをとっています.すなわち,富山方言はこの穴をダイレクトに埋めて,「(ラ)レ」のかたちをとります.「シラレ」〜「スラレ」,「食ベラレ」といった具合に.これは確かに「シレ」〜「スレ」,「食ベレ」とは違い,使用の差は敬意の差かな,って思います.

 一方,金沢方言.もともと,「マッシ」は(活用も終止形も忘れてしまいましたが)尊敬をあらわす助動詞の命令形だったんですが,共通語の「(ラ)レル」が入ってきてそれにとって代わられたわけですが,「(ラ)レル」に命令形がなかったために,かろうじて命令形「マッシ」が残った,というわけです.ということで,活用がなくなって共時的には助動詞というよりは助詞です.

 さて,この「マッシ」ですが,終止形接続なんです.「食べるまっし」「行くまっし」といった具合に.では,大塚愛の「石川大阪友好条約」の中にあるフレーズ「一度は絶対来てみまっしー」は連用形接続になっているので間違いなのか?というと,じつはそうでもなくて,おそらく「(ラ)レル」が連用形接続であることと混同したのでしょうか,「まっし」は今では連用形接続でつかわれています.しかも,「まっし」を使う人自体あまりいません.よくある,べたべただけどだれも使わない方言の代表です.でもバイト先の社員さんは使うんですよね,「休憩行くまっし」って.これ聞くとなんか面白いです.
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by gesetz11 | 2005-07-29 00:29 | 金沢方言
自由軒. (07/29/2005)
-「オムライスがおいしい」で有名な洋食屋さん-

「『オムライスがおいしい』で有名な洋食屋さん」と聞けば,それだけでわくわく心躍りませんか?金沢市民ならだれでも知ってる(けどみんな行ったことがあるとは限らない)超有名なレストラン,それが自由軒です.

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 ひがし茶屋街のメインストリートのすぐそば,どーんと建っているちょっと重厚な建物,自由軒です.このときはてきとーに午後3時ごろに行ってみたのですが,夕方は4時半から開店ということで,しばし散策してました.その模様もいずれ公開します.

 今回はオムライス(735円)だけでしたが,まあちょっとした食事をするなら,予算は3,000円からといったところでしょう.ひがし茶屋街では標準価格.でも日替わり定食も(他のにくらべて)安くてうまそう.

 オムライス.これが冗談抜きでうまかった.別になんかすごい具材がつかわれているわけじゃないけど,その分本物です.そっか,これがオムライスなんだよな,って思います.本当に食べてよかった.

 こんどは日替わり定食も食べたいです.いずれレポートしましょうか.

 →自由軒(HP)
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by gesetz11 | 2005-07-29 00:13 | 食べもんや
ひがし茶屋街. (07/28/2005)
 ひがし茶屋街.ずばりこんな感じです.
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主計町茶屋街のときにも登場した浅野川大橋,渡ってすぐに右折すれば,ひがし茶屋街です.この構図は観光紹介につかわれるべたべたの,ひがし茶屋街メインストリートを写したもので,たぶん他のひがし茶屋街紹介のページにも似たような写真が載っていることでしょう.左の柳がいい味だしているでしょう?

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 こんな感じの建物がならんでいます.二階の窓から客が外を覗いていると,なんか町家の風景だな,とうれしくなります.ちなみに,このあたりもだいたいが料亭かなにかで,あるお店でバイトしている知人によると,昼は3,000円から,夜は6,000円からということです.やはり学生が来るところじゃない.でも,彼女の誕生日に来るカップルっていうシチュエーションはあるそうです.うらやましい.

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 ここはレストラン自由軒.さっきのメインストリートのすぐそばにあります.いま金沢食巡りの企画を立案中で,第1回はここ自由軒の予定です(すでに食べてきました).そこで詳しくお話しします.ちなみに自由軒の向かいが銭湯と,その唐突さが面白いです.観光ついでに銭湯.

 つづきはまたこんど.
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by gesetz11 | 2005-07-28 09:12 | Discovery Kanazawa
標柱巡り3(柿木畠【かきのきばたけ】). (07/22/2005)
b0020644_1041946.jpg 石柱写真の3本目です.こう連続してもしょうがないでしょうから,つぎはいいかげんにひがし茶屋街の話にしたいな,と思ってます.

 さて,柿木畠の石柱です.香林坊の交差点を片町方面に越えてすぐ左折すると柿木畠商店街です.石柱はうつのみや書店の前の広場にけっこうひっそりと立ってます.

 ここ柿木畠も主計町と同じように最近町名が復活しました.それまではたしか広坂何丁目とかだったんだと思います.んで,石柱も「旧柿木畠」となってて,「旧」の字が埋められているわけですが,やっつけ仕事です.すでに「旧」の字が白く浮き出てはっきり読めます.

 柿木畠は路地が細くてにょろにょろ入り組んでて,わりと感じのいい町で,私は好きです.といってもそんなに頻繁に行くわけではないですが.

 →石柱の場所(柿木畠)
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by gesetz11 | 2005-07-22 10:51 | 標柱巡り
標柱巡り2(香林坊【こうりんぼう】). (07/21/2005)
b0020644_842122.jpg 第1回から,どローカルな石柱を出してきたので,今回はメジャーなところでいきますよ.

 香林坊,金沢の繁華街です.この石柱は香林坊の交差点沿い,ミスド前にあるんですけど,石柱の標準規格(というものがあるのかどうかは知らんけど)に比べて明らかに大きいです.大きく出たな,金沢市,って感じです.これを撮ったのは休日の昼間で人通りも多かったのですが,だれも石柱には目もくれず.というか1回見ればもうお腹いっぱいなわけですが.

 先日,32枚の石柱写真コレクションをゼミの子に見せたところ,予想通り無反応でした.みなさん,ついてきてますかー?あと30回これが続きますよ.

 →石柱の場所(香林坊)
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by gesetz11 | 2005-07-21 08:47 | 標柱巡り
標柱巡り1(旧火除町【ひよけまち】). (07/18/2005)
b0020644_21505531.jpg 金沢には,こんな石柱が,至る所に立っています.基本的には,歩道と車道の間にある縁石の横に立ってます.もともと,こんな石柱をたてるようになったのは,合理化で旧町名が地図上からどんどん消えていくことから,人々の記憶から旧町名が忘れられないようにということで,市が(旧町名を消したのも市なんですが)現存する町名も含めて,旧町名のあった場所に石柱をたてて,その町名の由来を書いてとどめておこうとしたことに始まっています.ひとつひとつにいつ立てたかが書いてありますが,昭和59年だったり平成13年だったりとまちまちです.理由はよくわかんないけど.

 金沢に来た時からずっと気になっていたのですが,特にこの石柱の写真をたくさん撮ってホームページに載せたものもありません.こんな面白いもの,なんで興味を示さないんだろう,ということで,集めにいきました,今日の午後.むっちゃ暑い中,ひさびさに自転車に乗って2時間ほど街を走り,32本の石柱を見つけ,写真に収めました.ほんとはもっとたくさんあるはずです.現にまだとってないけど存在が分かっているものもいくつかありますし.

 ということで,ここに不定期でひとつひとつを載せていきたいと思います.本当は横に書いてある町名の由来も写真で識別できたり本文に書けたりすればいいのですが,なにぶん古いものは肉眼で直接見ても読めないほど字がつぶれたりしているので,そのあたりはまた今度の機会にということで,とりあえず(理解してもらえないとは思いますが)石柱の世界をお楽しみください.撮った時のエピソードも(あれば)書きます.

 ということで,第1回は我が暁町の信号機のふもとにある「旧火除町」の石柱です.毎日,家を出発してすぐに見かけるおなじみの石柱です.金沢に来てすぐに石柱が気になって,この「旧火除町」の石柱を見つけて,「お,うちのすぐ近くにもあるじゃん」とちょっと喜んだ覚えがあります.

 火除町の由来ですが,たしか,この辺りに消防施設があったからとか書いてありました.そんな安直な.それだったら市内至る所が火除町になるんじゃないの,って思ってます.

 →石柱の場所(旧火除町)
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by gesetz11 | 2005-07-18 21:51 | 標柱巡り
主計町茶屋街2. (07/18/2005)
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 真っ正面から見ると味気ない浅野川大橋ですが,その側面にはけっこうロマンがあります.ちなみに橋の向こう側にある火の見やぐら(左奥にある錆びた鉄骨みたいなやつね)もちょっとしたものだそうで,つい最近市か県の何かに指定されました(いい加減,たぶん文化財とかなんとかだと思います).富山の方から金沢市内に入ろうとすると,この橋を渡るのが一番自然ですので,ここが金沢の入り口,って感じがします.

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 川沿いの道はこれでも中心の通りで,こんな細道を見れば,あれでもメイン・ストリートなんだな,と感じます.この細さ,そして続く階段はどうです?すごくわくわくしませんか?うちから自転車で数分のところにこんな場所があれば,ふらっと散歩もしたくなります.

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 これも上の階段と似たような感じですが,この道には「暗がり坂」という名称がついてます.もともと茶屋街ということで遊郭,当時の旦那たちはなかなかお忍びで来たい場所,そこでこんな暗がりにある坂(当時は階段じゃなかったのかも)を通って,そおーっとお楽しみにきたんでしょう.現代の情景に翻るとかわいげない行為ですが,町人の日常と考えるとなぜか風流にみえるのが妙です.

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 茶屋街もだいたい半分を行くと,こんな橋が出てきます.名前は「中の橋」です.階段が着いていることからも分かるように,完全に歩行者専用の橋です.まあこんな木の橋を車で渡るのも怖いでしょうが.しかし,この風景にこの橋ですからね,対岸に用がなくとも渡ってみたくなります.

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 というわけで,渡ってみました.橋の上,対岸付近から主計町茶屋街を望みます.ちなみに,浅野川にかかるこれより下流の橋は小橋,彦三大橋,中島大橋と続き,これより上流の橋は浅野川大橋,梅の橋,天神橋,常盤橋となります.梅の橋は中の橋と同じような橋で,その辺りは河原にも降りることができ,暑い日には涼を求める人たちも見られます.

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 さて,蛇足かもしれませんが,中の橋をすぎてしばらくすると,唐突に遊具があらわれます.こんなところに・・・.場所的に違和感を覚えますが,全体の雰囲気としてはどこかしらマッチした感じがするのも妙ですね.

 主計町茶屋街をでると,彦三町です.ここで左折すると,武蔵が辻に出ます.ありゃ,元に戻った.要するに,でっかい三角形を描いたことになります.まあ武蔵に行くのもいいですが,ひがし茶屋街にも行きましょう.ということで,この日は東茶屋街にも行って写真とってきました.その時の話は,また今度ということで.

 →地図(主計町)
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by gesetz11 | 2005-07-18 19:18 | Discovery Kanazawa
主計町茶屋街. (07/17/2005)
 金沢には,3つの茶屋街があります,ひがし,にし,そして今回する主計町です.金沢駅東口から武蔵が辻へ向かい,武蔵が辻を直進,橋場町のT字路に着きます.
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いきなり余談ですが,この橋場のT路路のところにこんな喫茶店があります.見にくいと思いますが,喫茶店の名前は「禁煙室」で,横にある看板には「煙草の吸える喫茶店」とあります.ちょっと気になるところです.

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 閑話休題,T路路で左折してすぐ,浅野川浅野川大橋(大橋っていうほど大きくないけど)にあたります.この橋を越えるとすぐにひがし茶屋街でして,よくひがし茶屋街・主計町茶屋街,と一緒にされるわけでして,どうせなら両方いっぺんに観光した方が良いでしょう.右の写真,車の往来がある道路が浅野川大橋で,左の,川に向かっている道路,これが主計町茶屋街の入り口です.すごくひっそりしてかつ唐突な印象があります.

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 こんな感じの風景が広がる,まさに小径といったところでしょうか.川沿いってところがぐっときますね.その上で,石畳の道と古い作りの家並み.ちなみにこれらの建物はだいたいが茶屋か旅館か料亭か甘味処です.いかにも高そうなので,どこにも入ってはいません.風景だけで楽しむ.

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 こんな路地も,ぜひ入り込みたくなりますね.近代化という波に真っ向から逆らっています.通りを通ると木のにおいがしますよ.実はこの路地にはひとつの物語がありまして,のちほどそれも紹介します.ちなみに,右の建物に住所表示「主計町2」とありますが,その下にローマ字表記が併記してあります.こちらをちょっと拡大をば.
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・・・,「Kazue-machi」と書いてあるのが読めますでしょうか.そう,これで「かずえまち」と読むのです.金沢市内でもベスト3にはいる難読知名だと思っています.

 そもそも,この「かずえまち」という地名には因縁がありまして,戦後しばらく主計町だったのですが,住所表記の法律によって尾張町2丁目(の一部)になってしまったのです.だけど,本来の町名というのもひとつの文化だから,そういうのも守っていこうということで,旧町名の復活運動が全国で起こりまして,この主計町は旧町名復活の全国第1号となったわけです.つい最近の話です.

 まだ話は続きますが,長くなったのでひとまずこの辺で.続きはまた今度.
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by gesetz11 | 2005-07-17 22:35 | Discovery Kanazawa
暁町の温泉. (07/17/2005)
 タイトルかえてみました.「Akatsuki Walker」です.「Akacuki」にしようかどうか,迷いました.金沢に来てから,スタンス結構悩んでたんですが,ここは割り切って「静岡の皆さんに金沢での暮らしとか風景とかを紹介する感じ」でいこう,ってことにしました.だからなにかがかわる,とも思えませんが.

 ということで,「Akatsuki Walker」としての第1回は,唐突な感じがしますが,暁町にある温泉に行ってきた話.暁町に住んでます,って人に言うと,「暁,あーあそこ温泉あるよね」と返されます.温泉?こんな住宅地に?だいたい看板も何もないよ?

 とはいえ,やっぱりあるんだろう,ということで,探してみました.あたりはあらかじめついていたのですが,ぐるぐる回ること20分,ようやく見つけたのはアパートから目と鼻の先にある場所でした.

b0020644_21165985.jpg その名は「兼六温泉」.どうも,そのあたりに住んでいる人にとっては兼六と名乗るには近くないよ,と思いたいところですが,たぶん兼六園から一番近い温泉だと思います.まずは高方にみえる煙突に不安を覚えました,「沸かしてるの?」.

 とはいうものの,とりあえず見つけたので,家に帰って銭湯(←期待してない)に行く準備をして,ネットで検索してみる.出ますよ,しかも名湯のようだ.とりあえず,温泉だということだけはわかったので,期待して行きました.

 レトロな銭湯のにおいをぞんぶんにかもしだしながら,そのお湯は相当に黒かったです.コーヒーみたいな感じ.底が見えない.そして若干ぬるい.このあたり,ネットでの評価とまったく同じです.んで,お湯を体に摺り込むようにしてみると,本当に,笑えるほどつるつるしてきます.いやー,良い.

 気を良くして露天風呂へ.住宅街の中で露天風呂につかるのもなかなか乙なものです.今日はまた暑かったですからね,すごく爽快.源泉が打たせ湯になってるし,しかも飲めるみたい.さすがに飲むのはディープなので,ちょっとなめるぐらいにしましたが,たぶんごくっといけますね.

 ぬるかったので心地よくずっと露天風呂につかっていまして,あがったら1時間経っていました.時や辛いこと忘れて,いいひとときでした.思わずフルーツ牛乳を飲みました.腰に手を当てるのは恥ずかしくてできませんでしたが.

 うちから徒歩3分,1週間に1度は通いたいものです.だって,近所に名湯だよ?

 →地図(兼六温泉)
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by gesetz11 | 2005-07-17 21:16 | Discovery Kanazawa
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